カラヴァッジョ『キリストの埋葬』が36年ぶり来日!

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イタリアの至宝、36年ぶりの来日!

2025年、大阪・関西万博にて世界中から注目を集めているのが「イタリア館」。その中でもとりわけ話題を呼んでいるのが、バチカン館に展示されているカラヴァッジョの名画『キリストの埋葬』です。

この作品は1602年〜1603年に制作され、劇的な光と影の表現(キアロスクーロ)で知られるカラヴァッジョの代表作。ローマの教会のために描かれ、現在はバチカン美術館に所蔵されています。

今回の展示はなんと日本では36年ぶり。貴重な原画を、特別なライティングでじっくりと堪能できる空間が用意されています。


障がい者にも優しい展示設計

バチカン館では、視覚障がい者の方も楽しめるよう、触って感じる3Dパネルが設置されており、芸術の包容力が感じられます。まさに「誰一人取り残さない」万博の理念を体現した空間と言えるでしょう。


同時公開の彫像『ファルネーゼのアトラス』にも注目

あまり知られていませんが、イタリア館ではもう一つの目玉展示として、古代ローマの彫刻『ファルネーゼのアトラス』も日本初公開中。地球儀を担ぐ巨人・アトラスの姿は、地球の未来を担う我々への暗喩かもしれません。


本当にあった?ミケランジェロの「未完成の復活像」

ところで、「ミケランジェロ作・キリストの復活が展示されている」という噂、聞いたことありませんか?実は、これは誤情報だったようです。

正確には、展示されているのは「カラヴァッジョ」の『キリストの埋葬』。ミケランジェロ・ブオナローティの大理石彫刻とは異なる作品なのです。


まとめ|芸術と事実を見極める眼も育てよう

今回の展示は、芸術の素晴らしさを堪能できるだけでなく、情報の真偽を見極める力も問われる良い機会となりました。ネットの噂に踊らされず、自分の目で確かめることが何よりも大切です。


🎨そしてオチ:「キリストの復活」は見えなかったけど…

心の中では、あの名画を見た瞬間、何かが復活した気がしました。
――そう、私の芸術魂が

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